夏休みの自由研究におススメの本
夏休みの宿題は終わりましたか?
わが子は小学一年生で初めての夏休みですが
「夏休みの宿題は子どもが一人で取り組むもの」
だと思っていました。
学校から渡された課題の一覧表を見ると
一年生がひとりで取り組める物はないように思います。
なつのとも的なドリルは自分でできますが
丸付けや間違った問題のフォローが必要ですし
お手伝いや作品作り自由研究は必ず大人の手が必要ではないでしょうか。
学校からのお便りには励ましたりということは書いてありましたが
一緒に取り組んでくださいということは書いてなかったので
はじめのうちは何とかひとりでやってもらおうとしていたのです。
小学1年ということで
子ども本人は宿題も夏休みも初めてなので
何の見通しも立ちません。
あまり口出しするのも良くないかなと思いつつも、
「この調子では夏休み中に形にならない!」
どうしよう…と悩んでいたところ、
たまたま行った図書館でこんな本を見つけました。
それがこちらです
文部科学大臣賞を受賞した
小学一年生のすごい自由研究
「セミをさがしたなつやすみ」
という本です。
2017年に文部科学大臣賞を受賞した吉川蒼都さんの自由研究と
蒼都さんのお兄さんお姉さんの自由研究、
ご両親や関わった方のインタビューなどが掲載されています。
図書館で見つけたときは
「まとめ方の参考にさせてもらえたら」という気持ちで借りたのですが、
蒼都さんの自由研究はもちろん、ご兄弟の研究もご両親のインタビューも
とても勉強になりました。
この本を読んで、夏休みの宿題に対する思いを改めました。
読む前までは「手伝ってはいけない」と思っていましたが、
この本のおかげで「もっと関わろう」という気持ちになりました。
関わるということは宿題を代わりにやるということではないのですよね。
そう思えたらとても気持ちが楽になり、
宿題も平和に取り組むことができました。
主役は子どもなので、子どものやり方を否定したり
完璧を求めることはしない方が良いと思いますが
子どもにヒアリングしながら
言葉にできない思いを形にしていくサポートをするのが
わたしにできることかな、と
探りながら宿題に取り組んだ初めての夏休みでした。
一年生以外でも取り入れられると思いますので
来年以降のためにぜひお手に取ってみてください。
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